佐渡
循環の島
エコ 佐渡
おひさまサイクリングと佐渡
 このマニュアルは、新潟県佐渡市のNPO法人が作りました。
 佐渡といえば日本海の荒波に浮かぶ島といった、どちらかというと暗いイメージを抱く人もおられるかと思います。しかし実際は晴天が多く、年間の日射量は意外にも東京を上回ります。さすがに冬は雲で閉ざされる日が続きますが、春から秋にかけては、国内でもトップクラスの日射量に恵まれています。「おひさまサイクリング」は、そうした自然の条件を生かそうという発想から生まれました。

 また島の面積の約七割を山間地が占め、坂が多いことから、通常の自転車での移動には不便な場所も少なくありません。人口の三分の一をこえる高齢者にとってはなおさらです。
そうしたことを背景に、この島は6万7千人の島民に対し、5万7千台の自動車があります。生活にしろ観光にしろ車なしには成り立たない現状。この車社会から少しでも抜け出す方法を探りたい。そのことも、「おひさまサイクリング」という提案の動機にはあります。

 さて2008年は佐渡にとって、そして世界にとって環境に関する重要な年です。佐渡ではこの年の秋から、国際保護鳥・トキの野外放鳥が始まります。国内ではいったん絶滅した鳥を、ふたたび蘇らせようという壮大な実験です。また世界にとってこの年は、京都議定書の第一約束期間スタートの年です。地球温暖化を抑えるため温室効果ガスの排出を減らす。そのために交わした約束を、日本を含めそれぞれの国が履行することを求められる時期に入ります。
 トキの野生復帰と地球温暖化の抑止。いずれも自然と人間の関係の見直しを、私たちに鋭く迫るテーマに他なりません。

 今日、人間の活動にとって地球が有限であるという事実が明らかになっています。島とは、そうした地球の有限性をヒナ型として体現した地域であるとも言えます。「島という“小さな地球”に暮らしている」。そんな自覚とともに、環境と調和するライフスタイルや社会システムについて配慮や工夫を重ねてゆきたい。「佐渡発 おひさまサイクリングマニュアル」はそうした思いの表れの一つでもあります。

佐渡沢崎灯台


TOPへ戻る

電動アシスト自転車とはもっとエコにCO2削減体験談ソーラーシステム
おひさまサイクリングと佐渡おひさまサイクリングネットワーク関連リンクメール
環境 佐渡
Copyright(C)2007 NPO法人 循環の島研究室 All Right Reserved.